沖縄で準備していた牛骨の素材が全て無くなり、そろそろ新しいのを準備しなくては・・と、考えていた矢先ボーンのフックの注文が入った。いよいよ探さなくてはと思い、電話することに。
一軒目は東京都の食肉センターで、このしょっぱなからつまずいた。
自分のやっている事を簡単に伝え、
「牛骨の後ろ足部分を譲ってもらいたい」と頼んだところ、
「大学の研究目的以外で、うちはそういうことは出来ません!!」と言われた。
そりゃー、宮崎県の問題なんかもあるから、なおさら敏感になってるのかもしれんけど、その言い方がカチンッときた。
で、言い返したのが
「大学の地位とか権威とかないと駄目なんですか!」と小学生並みの反論。
“権威”って・・・と自分でも苦笑してしまったが言ってしまったものはしょうがない。
そんで、即座にかえってきたのは
「そうです!!!」と一言。
その断固とした答えにきちんとお礼を言って諦めて電話を切った。
他にも数件電話したが、「うちは駄目!そういうことはやってないよー」とどこも良くない。
電話するのが若干億劫ではあったが、まだ返事をもらってない民間の会社に再度電話してみた。
そこで、
「問題ないですよー」とはじめて優しげな人の答えが返ってきた。^^
さらに、和牛、ホルスタインなど選ぶことができるという。すげぇー。
親切にも写真を送ってくれて大きさについても説明してくれた。
和牛は小さく、ホルスタイン系がでかいらしい。
「足首やひざなど余分な部分をカットしてもらえないでしょうか?」と聞いたところ、
それはちょっと・・ということだったが違う工場に回してくれて、
そこでカットしてから渡してくれるということに。
これがその送ってもらった写真。
もちろん、加工費もすべて支払うが、
いろいろと断られた後だったんでその人の優しさに感動。
今週中には取に行って久しぶりに骨の下準備開始です。
こんどの骨はでかいはずなんで、幅のあるフックとかも作れるかもね。
ではでは。